2024年12月25日

事務所設立12周年

　今日で事務所設立12周年です。皆様のご助力により何とかここまで事務所の経営をしてこれました。有難うございます。今後ともご指導ご鞭撻の程宜しくお願い致します。13年目に向けて明日から頑張ります。
　肥田弘昭法律事務所も今までの刑事、企業法務、一般民事などに加えて、医療過誤や境界確定など専門性の高い分野にも対応できるようになり、ノウハウの蓄積もしています。
　よりよいサービスが提供できるように頑張りますので、13年目も当事務所を宜しくお願い致します。また、設立当初から事務員である母が闘病生活に令和４年１２月から入りました。今年も厳しい年になりましたが、皆様の温かいご支援のおかげで乗り越えることができました。ありがとうございます。令和４年12月から癌についての情報を集め勉強しました。癌患者の家族になり精神的にも非常に苦しい思いをしております。肥田弘昭法律事務所は、癌患者様やご家族様、他の難病を抱えている方々に法律的なアプローチで助力ができないかと考え日々研鑽しています。この思いは今年も継続して行きます。
　刑事事件においては再審申立を致しました。再審の壁は厚いです。ただ、袴田事件の無罪判決もありましたので弁護団も励みになりました。膨大な資料を検討し裁判所に働きかけをしております。手弁当ですが、冤罪を見逃すことはできません。証拠開示等再審法が早期に改正されることを切望しています。国選、法テラスなどを含め肥田弘昭法律事務所は公益活動も継続的にして行こうと考えています。
　家事事件についても最高裁判例を調査し、事実を精査しながらあきらめず依頼人のために法律構成を考え抜き、婚姻費用の払い戻しの財産分与として高額な金額を認められました。先例がないからといって、あきらめるのではなく、「①私たちは、弁護士として、信義誠実を旨とし、プロとして法的知識を磨き、経験を活かし、どんな難しい事件でもお客様のより良い人生のために結果を出し、お客さまが安心納得して任せられる法律事務所を目指します。」との事務所の理念のもと結果がでるように努力します。また、①に加えて「②私たちは、地域社会に根差した地域の活性化のため法律知識を活かした活動を致します。③私たちは、一人一人の社員と共に専門性を磨き、事件を解決することで人間的な成長を共にでき私たち自身が幸せになる法律事務所を目指します。」を12年目にして少しずつではありますが実践でき始めていると感じています。
「物の興廃は必ず人に由る。人の昇沈は定めて道に在り。」と申します。厳しい日々が続きますが、自身に選択に責任をもって業務を遂行して行きたいと思います。
経済法関連の相談も増えてきており、地道な活動が少しずつ身を結び始めております。フリーランス新法を含め経済法分野は非常に動きが速いです。経済法関連分野の専門性をますます磨いていきたいと思います。M＆Aの相談も少しずつ増えております。皆様に適切な方法を提示できますように研修などにも積極的に参加していこうと思います。勉強しなければいけないことはますます増えていますが、皆様に役立ちながら新しいことを学ぶ楽しさを忘れずに努力します。
　今後とも皆様のお役に立てるように頑張りますので宜しくお願い致します。